2015/10/24.Sat

画質の効果

今日はペン回しのおはなし。
ツイッター見てたら面白そうなテーマがあったので自分も少し述べてみようと思います。
画質の良し悪しがペン回しの映像にどう影響するのか?


まずは下の映像を見ていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=73DdI7gzwbs

リンク先はコリアンスピナー、Woonjungの2010年1月に公開されたソロビデオである。製作者は同じくコリアンスピナーSakun。
めんどくさくて見たくねーよって人もいると思うので、画像も使いながら筆を進めようと思います。

まずはこれ。
low_woojung
上のソロビの大半を占めている環境。コリアンにはありがちな画質ではあるが、高画質とは言えない。
しかしFSの安定感やキレの良さを存分に感じることができる環境である。

次にこれ。
high_woojung
中途に出てくるこのFS。
初見では思わず

誰?

と言ってしまうような、あまりに他と環境が違いすぎるこのFS。
ガチFSじゃないにしても、手持ちであることや、アングルなどによって見栄えがイマイチしない環境である。
しかし、1つ前のFSよりも高画質である。デジカメで撮ってるんじゃなかろうか(おもっきし推測)。

この二つのFS、果たしてどちらが魅力的であろう?
個人的には、「Woojungぽさ」が出てるのは1つ目であるように思う。(1つ目の環境で見ている量が多いからってのもあると思うけど)
画質は粗いためにFSは速く見えるし、細かい指先までクリアに見えるわけでもない、繋ぎのミスなどもあるかもしれないがあまり目立っているようには見えない。


次の方はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=ioa-kge6Auk
kth
加湿器炊きすぎ(違う違う)
2007年世界大会王者、コリアンスピナーKTHである。
その滑らかさは当時の大会において圧倒的であった。ほぼ全ての映像において霧がかっているような仕上がり。

圧倒的であったが、当大会(https://www.youtube.com/watch?v=cYJZahIUHtw)における3位、フランススピナーFlatleym氏のFSもよく見ていただきたい。
flatleym
複雑なパスを織り交ぜながらもその滑らかさは注目に値する。

だが両者を比較した際、個人的に滑らかに感じるのはKTHである。
回しのスピードがKTHの方があるであろうけれど、正直画質も手伝ってないか?と疑ってしまう。
画質も合わせてKTHの評価を上げている部分は0ではないだろう。


最後のスピナー。
https://www.youtube.com/watch?v=BFBKGQ5ScDc
bonkura.png
かのbonkuraである。残念ながら2007年に亡くなられている。
生前はペン回し界で滑らかさ、独創性において他の追随を許さなかった。
氏のソロビでもその滑らかさは堪能することが出来る。
画質はというと、全体的にボヤッとしており、あまりいい方ではない。

ちなみに画質で最高峰のものが何かはわからないが、個人的に思うのはテレビカメラなどであろうか。


そしてbonkuraはテレビにも出演している。
https://www.youtube.com/watch?v=tOfZw8LhnFs

bonkura_tv.png
今、ネットに出回っているペン回しの中では一番性能がいいカメラであろう。
2:11からは、bonkuraのテレビ版FSが拝める。滑らかさはテレビカメラ越しでも健在であり、リアルで見ても相当滑らかであることが分かる。
だが自分は「コレジャナイ感」をテレビでは感じてしまう。
ソロビデオの、普段の環境を見て「これがbonkuraだなぁ」となんとなく安心感すら覚える。


以上、いくつか映像を参照しながら、実際に自分が感じることを述べてきた。
結論としては

画質はその良し悪し如何で、映像、ひいてはスピナーの個性になりうる。

ということだ。
ペン回しの映像は、机の上で、カメラの画質は必ずしもいい訳ではなく、向かって上から撮られてきた。
机(その上においてあるもの含め)の色や質感、カメラ画質、光の加減などの、いわゆる環境が映像の個性に占める割合はかなり大きい。

だって
ayatori.png
これだけで誰か分かるでしょ?手とか回しとかわざわざ見なくても。
もう環境だけで誰かわかるんだから、それはそのスピナーの個性と言っていい。

同じ主役ということで

ペン=人間

であるなら、その主役を際立たせる

環境=衣服

である。
衣服はその人の個性も表す。そしてその衣服の種類によっては、その人への印象すら大きく変える。
環境も同じで、同じ人が同じように回しても、その印象はまるっきり違うのだ。bonkuraの二つの映像のように。


映像の個性は、スピナーの個性である。
画質はその個性の一部分である、というのが私の結論だ。


念のため言っておくが、FS=映像ではない。だが、CVなどでFSを見る時、必ず環境という要素を排除して見ることはない。
技術的観点とは違うが、「ペン回しで魅力的な映像を作れる人=魅力的なスピナー」になる上で、ひとつヒントになるような記事として受け止めていただければ幸いだ。


何かあれば遠慮なくコメントまでどうぞ!!!!!!!
ペン回し | Comments(3) | Trackback(0)
Comment
No title
環境コロコロ変えるのは個性付けという観点からはマイナスですよね。08年代の上級者は一つの環境で長い期間動画を撮っていたので、回しそのものの特徴と相まってより個性的&魅力的に見えます。
ずっと同じだと飽きられそうですし2~3年周期で変えてくのが理想なのかなと思います。L字木目→こげ茶木目に移行したraimoさん、木目→黒に移行したmindなんかは成功例ですかね。僕は面倒なので着た切り雀ですが…
No title
撮影環境や照明ってイマイチ議論されてないですから後から良い環境作ろうとしても難しいですよね。
さらに画質もカメラよりも使用PCの性能差らしいですから、良い画質環境ってのはほとんど運のように思えますね。
極めようと思うならカメラPC机周辺デバイス照明…相当お金がかかりそうですね...
No title
>>Beigeさん
そうですねー、個性って印象に残る=覚えてもらわないとダメですから、ある程度固定する必要ありますよね
Beigeさんと言えばオレンジ照明の夕方チックな雰囲気という個性的な環境してますよね。ベースのその環境の中で、アイロン台からコルクボード?に変わっていたり、手がフレーム外から入ってくる角度が変わっていたりすると、「お、少し前と違う」と、新鮮な気持ちになれます笑

>>haonさん
環境作る上で手っ取り早いのは机の色が似てる人や、使ってるペンなどスタイルが似てる人をまずはパクってみることですね。
ただhaonさんのおっしゃる通り、カメラをセッティングするために必要なものを揃えたり、場合によっては照明を買ったりと、何かとお金がかかりそうです笑
これ自分の理想に近づけない!っていう神環境を作る以外では、そこそこ及第点レベルのものは作れると思います!
パソコンの影響って大きいんですか!?それはちょっと知りませんでした。同じカメラ、同じ環境で2台のパソコン使って実験などしてみたいですね。


一旦返信しましたが、また返事くれればお返ししますのでご自由にどうぞ!

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