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2016/04/10.Sun

ペン回しの上達 初級者編

前回の-飛翔-の制作記が未だ書き途中のままで恐縮なんですが、新しい記事書いてしまいます。申し訳。


「上達」=「上手くなる」ということで、「上手さ」の定義すらちゃんと出来てないのにどういうことだ!?みたいな批判があるかもしれませんが、あくまで今回は初級者から中級者くらいまでの方々向けとなります。それを念頭に置いてお読みください。

また「楽しければいいじゃん、そんなこと考えるのめんどくさい、好きに回しながら自然と上手くなれればいい」という方にもあまりおススメしないかと思います。
その点ご容赦を。

ツイートを眺めていると、

「いろいろ技は覚えたけど、次に何をしたらいいのか分からない」
「上手くなりたいけれど、どうしたらいいのかわからない」

という初心者の方々をよく見かけます。
「上達の方法が分からない」、いわゆる「壁」を感じる、というやつです。

そもそも「ペン回しの上達」とはなんでしょうか。

上達にはいくつか段階があります。

①「出来ない技が出来るようになる」

人生でペン回しを初めて見たときのことを覚えていますでしょうか。
自分が見たことない華やかな技の数々を見て「すげー!俺もああなりてえ!」と、そう思ってペン回しの道に踏み入れたことと思います。

その後、様々なサイトで単体の技を覚えて、出来るようにする作業が始まります。これが①です。
初心者にとっては、出来ない技を出来るようになることが上達の証。
「やった!出来た!見てみて!すげーだろ!」
という感動は誰しも経験あると思います。

この感動冷めやらぬまま、「じゃあ次はあの技やってみよう!あれもやってみよう!」と、次々と手を出し始め、「あのFSをコピーしてみよう!」となるのは想像に難くありません。

しかし、いくら出来る技が増えても、なぜか上手くなった気がしない。
「マネは出来るけどなんか違う…。」
今や膨大にある世のFSをひたすらマネして練習しても、どうも上手い人に近づいた気がしない…。


ここで上達の次なる段階へステップアップします。


②技を磨く
「既に習得した技の習熟度を高める」
ここに気付けるかどうかが、さらに上の段階へ進めるかどうかの鍵です。
しかしながら、昔に比べて今の方がこの段階へ移行しにくくなっているように思います。

以前「レジェンドスピナー論考」と題して記事を書きました。その際、彼らのベースはコリアンにある、という説を唱えました。基礎技術が大事という話もそのときにさせていただきました。

以前は技数も少なかったため(仮に20とします)、20個出来たらその20個の技をひたすら練習する②の段階に移行します。
出来る技で、どんなFSが組めるのか、その模索や、いかにキレイにその技が出来るようになるか、ということに割く時間が増えていきます。

今はその技数が多いため(仮に100とする)、100個の技を覚えることに時間を使いがちになり、②に移行しにくくなっている気がします。

仮にペン回しにかける時間を100時間とし、1つの技を覚える時間を1時間とすると


①にかける時間→20時間
②にかける時間→残りの80時間


①にかける時間→100時間
②にかける時間→0時間

極端に言えばこういうことになりがちです。
つまり、1個1個の技の習熟に充てられる時間が少なくなりがちなのです。

それは初心者の価値観(①の段階)があるからで、仕方のないことです。
誰かから言われないと気付かないことなのです。

意識すれば時間は作れます。
なので意識的に②の時間も作ってあげてください。

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スタイルについて
②の練習方法に入る前に、ちょっと脇道にそれます。
いわゆるスタイルについて。

上達の過程で必ずぶつかるであろう「スタイルを決めたい!」という願望、そして「どうやってスタイルを作ればいいのか、わからない」というもどかしさ。

「スタイル」、言い換えれば「型」です。

ちなみにWikipediaには

• 伝統や習慣として決まった形式[1]→伝統、習慣
• 武道・伝統芸能・スポーツなどで規範となる方式[1]。名人などによって生み出された技法や表現形式といえる[2]。「機械・工業製品の"型"とは違い、カタに嵌ったものではないし、そうであってはならない」という意味で形と書くことも多い。「規範動作」 

とあります。

つまり「決められたこと」です。
そしてこの「決められたこと」を決めるのは個々のスピナー、皆様次第です。これは好みです。
ただ「そんなのわからんよ」という人も大勢いらっしゃると思います。最初は数あるスタイル、スピナーのなかから選んでいただいて構いません。

そして「選ぶ」という側面、逆に言えば

「決められたこと以外はやらなくていい」

ということになります。

「技を磨く時間を意識的に作る」
となると、逆に言えば

「技を習得する時間を意識的に作らない」

ということでもあります。
別にいいんです。これでも。

「FSで評価される」という観点に絞って言うなら、その動画の上手さが評価を下すうえでの材料となります。

つまり、極論、動画外がどんなに下手でも、その動画だけ上手ければなんとかなるわけです。
(ただ基本的にはそんな人いないと思いますが。)

動画の片隅に「出来ない技一覧」が並べられて、その数が動画の減点要素になる、という訳ではないのです。

そのため、一流、レジェンドと呼ばれるスピナーでも、出来ない技はごまんとあるでしょう。
彼らは出来る技の完成度が非常に高かったり、技の入れ方がうまかったり、そういうところで評価されているわけです。
色んな技をつまみ食いしながら練習しているわけではなく、ほぼやる技を決めている方がほとんどなのではないでしょうか。

それがスタイルとなりえます。


技も、その習熟度によっていくつかに分類できます。

① 出来ない
② 出来るけど、成功率低い
③ 成功率高い
④ 手癖レベル

基本的には③~④の技でFSを組んだ方がFSの完成度も高くなるのでいいと言えます。

そして③~④の完成度を高める時間と、①を②に、②を③にしていく時間も並行して、場合によっては強化期間を設けて集中的に練習するといいでしょう。


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では今日から②の時間を作ろう、となりました。

ここでもう一つ注意しなければならないことは、②に関しては客観的な目線が必要になる、ということです。

「出来る・出来ない」は自分で判定できます。しかし、「出来る技」に磨きがかかっているかどうかは第三者目線で見ないとわかりません。傍から見てどう映っているのか?実際の映像ではどのように見えているのか?

これは人それぞれ練習法があるかと思いますが、私が一番実践していた方法は

カメラのプレビュー画面とお手本で照らし合わせながら確認する

というものです。

まずお手本を1人定めます。
お手本は誰でもいいのですが、目的に沿った方を選びましょう。

憧れのAさんのコンボを学んでみたいからAさん
あのスピーディーな感じをマネしたいから今日はBさん

などなど。基本は好きなスピナーでいいですが、初心者が基本技術を磨くとなるとコリアンがいいかもしれません。


お手本を垂れ流しにし、プレビュー画面をちらちら見ながらシャドウイング(後追い)のように回します。

技に磨きをかける上で、気にする事項は様々ありますが

・スピード(自在に操れるように)
・指使い(伸ばすのか曲げるのか)
・腕のブレ(無くす、少なくする)
・滑らかさ(技と技の繋ぎ目に違和感がないように)

などが主なものでしょうか。

まとめると、かのHIDEAKI氏が目指していたような
「いかに少ない力、無駄のない動きで滑らかに回せるか」
となります。

お手本と自分の中の違いを見つけ、なぜ違うのか、どうしたら同じになるのか考え、試行錯誤を繰り返す。

これが上達のコツではないかなと思います。

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上達というのは、その実、

「上手い人と自分との差を埋めていく」

過程であると言えます。

そのため、上手い人を意識することは上達するうえで非常に重要です。
上手い人の指使い、テンポ、完成度をそのまま再現できれば、技術としても相当高いものが身に着いたと言えるでしょう。

今回はFSの構成や表現方法などには触れず、技術的レベルを磨く、という観点から上達についてまとめてみました。
「技の習得」に関しては理解できる方も多いとは思いますが、その上のステージへ上がるための方法について書いてみました。

ぜひまた一歩、上のスピナーになるべくこの記事を役立てていただければと思います。
ペン回し | Comments(0) | Trackback(0)
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